支援ってどういうことか

投稿者: osadatakuya 投稿日:

先日、福島県鏡石にあるいちご農家の大田さんから『能登半島の支援がしたいのでお会いしたい』との連絡があり会いに行ってきました。

木を上手に使ってますね😊

前回は栃木県の谷中農園からたくさんのイチゴを支援物資として持っていくことができました。今度は福島から持っていくことができますね!ここのオーナー(大田さん)は東日本大震災のときもボランティアでかなり活動をしていた方で、震災の復興には相当なイロハをお持ち。いちご農家になっていちごを持っていくことができず歯痒い思いをしていた様子でした。そういえば谷中農園さんもそんなことを言ってました。

福島県民同士のお話

大田さんのこの建物は結構イキな作りをしていて、近所の人に使って欲しいって言われたコンパネを使っていたり、

これもいただいた木で作ったみたい
これは栗の木をくり抜いて作ったもの

こんな工夫をして建物に利用しているそうです。こういうのって能登半島の復興の発想にも大いに活用できます。要は【クラフト】ですね。過程を大事にすれば、ストーリーがうまれます。クラフトしたものに対して、形が悪いとか品質がどうとかいうナンセンスなことを言う人はいません。木材で建てたものに木材のクラフトがあることに何の違和感もありませんからね😁

そんなことを話していたら、いちごは熟してしまうから中々持っていきにくいということを言われたんです。しかし、物資が全てではないということをお伝えしました。大田さんの東日本大震災の体験談も立派な支援だし、この建物を見てクラフトをする影響を受けるかもしれない、物より重要なことはいくらでもあると思ったんです。そもそも大田さんも物よりボランティアで動いていたわけだから、行動することの重要性は十分に理解している方です。

これは泣けてきました

さすが東日本大震災の復興に動いていた大田さんです。こういうのって胸が熱くなります。いちごを買いに来たお客さんに書いてもらってるんですって!いや、本当によくわかってるっす。これを持っていって欲しいって言われて、私は涙が出そうでした😭支援の根幹にあるものは「想い」ですから。なかなかお仕事の関係で現地には行けないでしょうけど、現地のことをよく考えていますし、これを持っていく私もこのいちごの箱に想いをのせたくなります。とても幸せになる、思わず目頭が熱くなるような瞬間でした。

能登半島の震災復興はまだまだこれからです。現地の人も復興するぞっていうムードにはまだならないと思います。家がない人もいますからね‥。しかし、復興というフェーズには必ず来ますし、東日本大震災で助けてもらった恩返しだと思ってできる限りの活動をしていこうと思います。支援物資を持っていって欲しい方がいたら、お声掛けください。別なやり方で支援をしたい方がいたら連絡ください。現地に繋ぎます😊

今回ご紹介した【いちご家族】のインスタです。とてもおいしいイチゴを生産しています!

https://www.ichigo-kazoku.com/?fbclid=PAAaaZFM3FxE3eHUCCA-vDLvcHjGbkeb8mCedY87JT44Ase5rUCydnIGLfLZI_aem_AaVGZBGHcJR2CsFjW04HMd3-dX0FdorBZXhy0qouLsepYH86NInlkBBprP8z7uL_c9g


1件のコメント

菅沼栄一郎 · 2024年2月13日 9:07 PM

いちごを渡した、珠洲の子どもは、どんな顔して受け取った?あの電話で長田さんは、なんと表現したかなあ?マスクをしたおばちゃんの写真はありましたが。クラフトを受け取った人の笑顔はどうでしたか?

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