キリコ祭りの募金活動 4月28日~30日
久しぶりの投稿になります(;´・ω・)コンニチワー
今回はキリコ祭りをするための募金活動の様子を書いていきたいと思います。
GWは石川県の石浦神社の境内で多くの出店が出ていて、募金活動のブースを設けさせてくれないかをお願いしたところ、即OKを出してくれました(笑)4月25日にお願いして4月27日から募金活動をするというこのスケジュールをよくOK出してくれましたね。本当に感謝しかありませんね。宮司さんありがとうございます!!
で、今回は寺家のキリコ祭りの募金活動をしているわけですが、以前のブログにも書いてあるように、寺家のキリコ祭りは「自主開催」で行われていました。つまり寺家の住民の自己資金で開催していたということ。今回の震災によって懸念されているのは
1.資金の問題(キリコの修理、祭りの運営費)
2.道路の問題(16メートル近いキリコが4台歩きます)
3.人手の問題
4.キリコ祭りは本来、個人宅を訪問するのが習わし
5.スケジュールの問題
まあこんなところです。人手や習慣の問題は工夫と現状を見れば柔軟に対応するしかありませんが、資金や道路に関しては結構厳しい状況ですね。震災で仕事がなくなってしまった人もいるし、避難して寺家にいない人もいる。祭りの集金をしますってのはできないでしょう。道路はよくはなってきましたが、キリコが歩くのは全然無理。せめてキリコがあるところだけでも道路を直さなくてはならないです。
最後にスケジュール問題。これがなかなか厳しいです。例年は9月開催の祭りに対し、本格的に準備をするのが7月とか8月とか。でも、資金を集めたり道路を直すというのは一朝一夕にはできませんから準備期間が少し足りない可能性もある。
といった感じで、キリコ開催の壁は結構ありそうですね。地元の人もそれが分かってるから祭りの開催ができないかもという意見もあるんでしょう。私の場合は外の人間なのでどれくらい大変か正確には分かりませんが、課題を整理して祭りができるように動く以外に方法を知りませんので、今はとにかく動こうと思っています。
石浦神社で準備ををしていただいたブースです。権禰宜の多田さんが一生懸命に御朱印を書いていました!!GW限定の御朱印を募金にあてるということで書いてたんですが、外国人がすごい数なので英語で説明書きなんかも書いてます。筆でアルファベットを書くってあまり経験がないんじゃないかな(笑)
実は、北國新聞の記事に募金活動の様子が取り上げられまして、地元の新聞ではありますが周知されました。今回の募金活動の重要なところは、募金額も重要なんですけど、こういった活動をみんなに知らせていくことが大切だと思っています。被災して祭りをするために努力をする。いただいた支援は救済と自立の支援でなくてはなりません。復興の意義をしっかりと被災者も考えていかなくてはならないんですね。とはいえ、石浦神社の宮司さんに2日前にブースを設けていただくのはちょっと私の至らぬところでした(*ノωノ)スンマセン
北國新聞の掲載で、金沢在住の大倉さんという方がいらっしゃいました。このキリコを募金の一助にしてほしいとのことで。見てください、このキリコ。手作りで作られたみたいでなんと電気もつきます!!寺家のキリコを飾っておけるように自作で何個も作成しているんだとか。
大倉さんは元々、寺家の出身の方でもう何十年も金沢で仕事をしているそうですが、キリコ祭りの時は必ず戻って参加しているそうです。「祭りがなくなったら淋しいから」と力になりたいという意思でブースに来てくれました。足りなくなったら声かけてくれって・・。いや本当に涙が出そうになりました。こういう方とお会いすると、自分のことって自分のことだけじゃないって改めて考えさせられます。地元にいなくてもこうやって行動として動いてくれる。力をくれる。いい話ですね
とりあえず私は28日~30日の募金活動で前半戦を終えました。5月3日から後半戦に向かっていくわけですが、後半戦は整骨院ブースを設けさせていただき、施術を募金に充てたいと思いますので、皆さま石浦神社でお待ちしています。青空整骨院は初めてですね(笑)
1件のコメント
菅沼栄一郎 · 2024年5月6日 10:43 PM
長田さん、お疲れさまでした。「キリコ・オリジナル祭りのかたち」難しいですが、これまでの規模ややり方にこだわらず、寺家の皆さんと話し合って、独自作、創り出してください。青空整骨院の後半戦リポートも楽しみにしています。