キノコ事業継承の話
先日、キノコ栽培をしている方から連絡があって、後継者になってくれないかという話が持ちかけられました。
高齢になってしまって、でもキノコの栽培はしたいとのことで、【菌床】の栽培を我々が行い、【原木】の栽培はオーナーさんがやるって感じですね。
現状、菌床栽培は放射線の問題はないのですが、原木栽培は問題が大あり😭 地中のセシウム(放射線物質)をキノコはよく吸い上げます。なので、販売は不可。 ‥なんですが、ここのオーナーのおじいちゃんは、セシウムを吸わないような栽培を行っていて、6年もデータを取り続けているんです。本当に必死の努力とはこのことで、来年にも検査が通れば出荷できる可能性が出てきました。原発地域では絶望的といわれていたキノコの栽培を実現できそうな所にきているんです。我々も菌床栽培は継承していきますが、原木栽培に関してはオーナーさんをサポートしていきたいと思っています。役場も県も国も信じられないような偉業ですからね!世界中に知ってもらいたい話ですね。
原木露地栽培は土を持って、セシウムを抑えつけるカリ資料をいれて、シートの上で栽培しています。とんでもない労力ですね。
こうやって努力している人がいるわけですから、我々もできる限りのことをして、あと30年は放置するつもりでいる行政の度肝を抜いてやりたいっす
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