イチゴ農家を視察する
先日、栃木県のイチゴ農家を訪問してきました。後輩の親ができる程度の規模とその友人の大規模な施設の両方を見てきました。
今はYouTubeなんかがあるので、イメージが大きくズレることってないんだけど、やはり百聞一見にしかずですね。日本一の生産県である栃木県は周辺もみんなイチゴ農家。産業として成り立っているので、イチゴ農家を継ぐ人間も多い。もちろん、サポート体制も整っているし、売値も高い。つまり事業の展開や大規模化をしやすい環境であり、情報もたくさん拾うことができるってわけ。
まあ要するに有利なんですね。
後輩に会うのは15年ぶり。若い時に一生懸命バレーボールをして、一生懸命に身体を鍛えた仲間だ。そして、後ろの若い奴は現在わたしと一所懸命にバレーボールをして一生懸命に農業をしている。
表題について話をします。
今回の視察で分かったことは、イチゴはちゃんと仕事になるということ。もちろん大事なことはいっぱいあるが、割と小さな規模の広さでも売り上げはあげられるし何より値段が安定している。加工もしやすい。 私も夏になると供給の追いついていないインゲンを生産しているわけだが、夏イチゴも同様で、かなりの高値をつけるらしい。飯舘村の高冷地の有利を使うわけですね。 さらに夏イチゴの場合はそれほど高度な施設は必要ないし、簡単な工夫でやれそうだ。ライバルが少ないのは農家にとって非常に大事。 大規模な農家の人と話をしたら、技術の提供は惜しまないとのこと。協力して事業を進めることができれば、なかなか面白いことができそうではある。
もちろん問題はいくつもあって、生産にも産地化にしても。今回の視察で1番感じたことは産地の環境だ。栃木県のイチゴのバックアップ体制が半端ではないし、マンパワーもある。やはりこれがなければ産地化は厳しい。私が飯舘村で目指すところをしっかりやっているんですよね。これは勉強になりましたね。
飯舘村では9月には長袖を羽織る季節で、夏が終わればすぐに冬がきます。もう来年の夏のことを考えて行動しなきゃならないわけですね。一年ってあっという間。時間が足りない🤣
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