阿武隈クラブの活動
一般社団法人阿武隈クラブIITATEの活動
1.一次産業
・インゲン、シイタケをはじめとする野菜類の生産、販路拡大、情報発信
・産地復活事業、畜産関係の生産、販路拡大
2.地域包括ケア
健康一番のつどい等、整骨院(長田整骨院)、公衆衛生に寄与した活動
3.マンパワー不足の解消事業
草刈り、剪定作業、土木作業、除雪等
4.その他の事業
移住相談、イベントの協力、児童養護施設への支援、情報発信、震災支援、復興コンサルタント、
業務代行、事業継承事業、等々
2024年に便利屋「べんりやぎー」を創設。飯舘村の村民、近隣の街、飯舘村に関与する方々と協力し様々な活動をしております。
「村に産業を作る」
これがテーマでもあります。直面している課題は多くありますが、マンパワーを発揮するために産業を作らねば人は集まりません。産地の復活を目指すために人口の回復を視野に入れた活動が重要だと考えています。
また能登半島の震災復興のため、東日本大震災やwith原発地域に住んでいることで得られる「教訓を支援」しております。現地の産業復活を目指し微力ながら尽力しています
※よくいただく質問の中に「阿武隈クラブは何をやっている法人ですか?」という質問をされます。基本的には「何でもやります」とお答えするのですが、こんな答えではなかなか納得はしていただけません。実は、地方において何をやっているかわからない法人って結構あったりします。どういうことかというと、地方や田舎には何にもなくて、社会的課題が多いので、なんでもやらないと地域が消滅しちゃいますってことなんです。この問題は地方にいないと分からない話になってしまいますが、「一つのことをやって解決する」なんてことはありません。福祉のことを知っていなきゃならないですし、人口の獲得のために移住者を増やす、移住者を増やすには生活ができなくてはなりません。生活するには産業や教育、医療がなくてはなりません。産業は一次産業が多いので、経済のこと、雇用のこと、その土地の気候のこと、政策のこと、世の中の情勢、マーケティングに至るまで把握する必要があります。働き手も少ないため、2.3つのことを掛け持ちして様々なことに着手する必要がある、これが地方の法人であり社会貢献や地方を考えて生活することだといえます。イメージしやすいところでは「何でも屋」みたいなイメージですが、地方においては地域貢献なども視野に入れておく必要があって雑務をこなすというイメージにはならないかもしれません。阿武隈クラブの場合は様々なことに対する「実行団体」ですので、本当に何でもやっています。重複したカテゴリーのものもありますが、原発地域からの再生を考えた場合、コミュニティや産業や福祉等、やるべきことはびっくりするほど存在します。